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2026.07.20(月)コラム
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電気温水器からエコキュートへ替える主なメリットは、空気の熱を利用してお湯を沸かすため、給湯に使う電力量を抑えやすいことです。毎月の電気代が必ず一定額下がるとは限りませんが、家族のお湯の使用量や電気料金プランに合う機種を選べば、給湯費の見直しにつながる可能性があります。
一方で、エコキュートには貯湯タンクに加えてヒートポンプユニットを置くスペースが必要です。現在の電気温水器が使えている場合でも、故障の頻度、設置場所、家族人数、今後の使用期間を確認し、修理を続けるか交換するかを判断する必要があります。
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電気温水器とエコキュートでお湯を沸かす仕組みがどう違うか
エコキュート交換によって期待できるメリット
交換前に確認したい設置スペースや運転音
修理と交換のどちらを選ぶか判断するポイント
見積もりや電気代を比較するときの注意点
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電気温水器とエコキュートは、どちらも電気を使い、沸かしたお湯をタンクにためる給湯設備です。ただし、お湯をつくる仕組みが異なります。
電気温水器は、タンク内のヒーターを電気で加熱してお湯を沸かします。これに対してエコキュートは、ヒートポンプユニットで屋外の空気から熱を集め、その熱を利用してお湯をつくります。
エコキュートは、電気だけを熱に変えるのではなく、空気中の熱も利用するため、電気温水器より少ない消費電力でお湯を沸かせる可能性があります。資源エネルギー庁も、エコキュートをヒートポンプの原理によってお湯をつくり、貯湯タンクに蓄える設備として説明しています。
電気温水器からエコキュートへ替える大きな理由の一つが、給湯に必要な電力量の違いです。
毎日、浴槽にお湯を張る家庭や、シャワーの使用時間が長い家庭では、給湯が電気使用量の中で大きな割合を占める場合があります。お湯の使用量が多いほど、給湯方式を変更した効果が表れやすくなる可能性があります。
ただし、実際の電気代は次の条件によって変わります。
家族人数
入浴やシャワーの回数
設定温度
追いだきや保温の使い方
電気料金プラン
季節や外気温
選ぶ機種の省エネ性能
太陽光発電の有無
「エコキュートに替えれば電気代が必ず半分になる」といった一律の判断はできません。現在の使用量と料金プランを基準に、交換後の試算を確認することが必要です。
エコキュートには、電気料金が比較的低い時間帯を中心に沸き上げる機種があります。また、太陽光発電の余剰電力を活用し、昼間に沸き上げる機能を持つ製品もあります。
ただし、夜間に沸かす方法と昼間に沸かす方法のどちらが合うかは、契約中の料金プランや太陽光発電の状況によって異なります。機器だけでなく、現在の契約内容まで確認して比較してください。
交換時には、現在使っている電気温水器と同じ容量をそのまま選ぶ必要はありません。
例えば、子どもの独立によって家族人数が減っている場合は、以前より小さい容量で足りる可能性があります。反対に、家族が増えた家庭や入浴時間が分かれている家庭では、お湯切れを防ぐために使用量に合った容量が必要です。
また、給湯専用、オート、フルオートなど、機種によって浴槽へのお湯張りや保温、追いだきの方法が異なります。普段使っていない機能まで増やすのではなく、現在の入浴方法に必要な機能を整理すると選びやすくなります。
高効率給湯器の導入を対象とした国の補助事業が実施される場合があります。
2026年には「給湯省エネ2026事業」が実施されており、一定の性能要件を満たすエコキュートが対象機器に含まれています。ただし、対象製品、対象工事、申請期間、予算の残額などの条件があります。また、一般消費者が直接申請するのではなく、登録事業者が手続きを行う制度です。
補助金や制度は、実施時期、対象設備、住宅の条件、申請時期によって利用可否が変わります。交換を検討する時点で、対象機種と申請条件の最新情報を確認してください。
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エコキュートは、電気温水器より省エネ性を期待できる一方、すべての住宅に同じ条件で設置できるわけではありません。
エコキュートは、貯湯タンクとは別に、屋外へヒートポンプユニットを設置します。

現在の電気温水器のタンクが置かれている場所だけでは足りず、隣接する通路や建物の外周に追加のスペースが必要になる場合があります。隣地との距離、窓や換気口の位置、点検作業ができる幅も確認対象です。
設置場所が狭い住宅では、薄型タンクなどを選べる可能性がありますが、搬入経路や基礎の状態まで確認しなければ判断できません。
ヒートポンプユニットは、沸き上げ時にファンや圧縮機が動きます。また、運転中には冷たい空気が吹き出します。
寝室の窓に近い場所、隣家の居室に面した場所、塀に囲まれた狭い場所では、音や風の反射が気になることがあります。機器の仕様だけでなく、住宅の配置を見ながら設置方向を検討する必要があります。
エコキュートは、タンクにためたお湯を使用します。家族が続けて入浴した日や、来客で使用量が増えた日には、設定や容量によって湯切れが起きる可能性があります。
容量を大きくすればよいとは限りません。必要以上に大きい機種は、設置スペースや本体費用に影響します。普段の使用量に加えて、使用量が増えやすい場面を確認して選ぶことが必要です。
現在使っている電気温水器の方式や、新しく選ぶエコキュートによっては、シャワーの水圧に違いを感じることがあります。
2階や3階でお湯を使う住宅、2か所で同時にシャワーや給湯を使う家庭では、高圧タイプが適している可能性があります。設置場所から給湯箇所までの高さや配管状況も含めて確認してください。
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電気温水器に不具合が出たからといって、必ずエコキュートへ交換しなければならないわけではありません。症状の内容と、今後どの程度使い続けたいかを分けて考えます。
次のような場合は、部分的な修理で対応できる可能性があります。
不具合の原因が特定されている
交換部品が供給されている
水漏れが配管や接続部分に限られている
本体以外に大きな傷みが見られない
修理後も必要な期間を使い続けられる見込みがある
ただし、部品交換によって一時的に直っても、別の部品で不具合が続くことがあります。修理費だけでなく、その後の故障リスクも確認してください。
次のような状況では、修理を繰り返すより、交換を含めて比較した方がよい場合があります。
お湯の温度が安定しない
沸き上げエラーが繰り返される
タンク本体から水漏れしている
修理に必要な部品がない
電気代の負担が以前から気になっている
家族人数や入浴方法が変わった
ほかの水まわり工事も検討している
使用年数だけで交換を決めるのではなく、症状、使用状況、部品の有無、設置環境を合わせて判断します。
目の前の不具合だけ直せるかではなく、修理後も故障の不安を抱えず、現在の家族構成で無理なく使い続けられるかまで確認することが判断の中心です。
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電気温水器からエコキュートへの交換費用は、本体価格だけでは決まりません。現地の設置条件によって工事内容が変わります。
見積もりでは、次の項目が含まれているか確認してください。
エコキュート本体
リモコン
既存の電気温水器の撤去
撤去した機器の処分
ヒートポンプユニットの設置
配管の接続や延長
電気配線工事
基礎の新設や補修
搬入費用
試運転や使用説明
同じ機種の見積もりでも、既存設備の撤去、配管や基礎の状態、搬入経路、設置場所によって費用は変わります。
見積金額だけを比較するのではなく、工事範囲と追加費用が発生する条件を確認してください。
交換後の電気代を確認するときは、一般的なモデルケースだけで判断せず、現在の電気使用量と料金プランを基準にします。
少なくとも、直近1年分の電気使用量が分かると、夏と冬の違いを含めて比較しやすくなります。検針票や電力会社の会員ページで、使用量と契約プランを確認しておくとよいでしょう。
現在の電気温水器だけが使っている電力量を明確に分けられない場合もあります。その場合は、家族人数、浴槽のお湯張り回数、シャワーの使い方などから試算します。
エコキュートへの交換では、初期費用が発生します。そのため、毎月の電気代だけでなく、次の点も含めて判断します。
あと何年その住宅に住む予定か
修理を続けた場合の費用
家族人数が今後変わる可能性
補助制度を利用できるか
太陽光発電との連携を考えるか
浴室や配管も同時に工事するか
電気代の差だけで交換時期を決めるのではなく、今後の暮らし方と初期費用の両方から考える必要があります。
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現地確認の前に、分かる範囲で次の内容を整理しておくと、交換方法を比較しやすくなります。
現在の電気温水器のメーカーと型番
タンクの容量
設置時期が分かる書類
エラーコードや不具合の内容
不具合が起きる頻度
家族人数と普段の入浴時間
1日に浴槽へお湯を張る回数
シャワーを同時に使う場所
電気料金プラン
太陽光発電の有無
本体や設置場所の写真
型番は、本体に貼られているラベルから確認できる場合があります。文字が読めるように撮影し、タンク全体、周囲の通路、配管部分も残しておくと設置状況を伝えやすくなります。
次のような症状がある場合は、使用を続ける前に施工業者やメーカーへ状態を伝えてください。
本体や配管から水が流れ続けている
焦げたにおいや異音がする
漏電ブレーカーが繰り返し落ちる
お湯がまったく出ない
エラーを解除してもすぐ再発する
タンクや基礎が傾いている
漏電や異常な発熱が疑われる場合は、無理に分解したり繰り返し電源を入れたりせず、安全を確保したうえで確認を依頼します。
まだ交換すると決めていない段階でも、「修理できる状態か」「エコキュートを置ける場所があるか」「どの容量が合うか」を点検時に確認できます。現在の不具合と使用状況を整理し、修理と交換の両方を比較できる相談内容にしておくと判断しやすくなります。
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鳥取市では冬に外気温が下がり、積雪や凍結への対策が必要になることがあります。エコキュートを選ぶ際は、設置場所の最低気温、風雪の当たり方、配管の保温、排水経路を確認してください。
屋根から雪や雨水が落ちる位置、除雪時の動線、室外機の周囲に雪がたまりやすい場所も避ける必要があります。一般地向けと寒冷地向けのどちらが適するかは、住宅の所在地や設置環境によって判断が異なるため、型番を決める前に現地条件を確認します。
また、冬は給湯使用量が増える家庭もあります。年間平均だけでなく、寒い時期のお湯の使い方を基準に容量を検討してください。
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A.給湯に使う電力量は抑えやすくなりますが、電気代が必ず一定額下がるとは断定できません。家族のお湯の使用量、料金プラン、設定方法、外気温、機種の効率によって結果が変わるため、現在の明細を使った試算が必要です。
A.故障前でも交換できます。部品供給の状況や電気代、家族構成の変化を踏まえ、突然お湯が使えなくなる前に比較を始める方法もあります。ただし、正常に使えている場合は、交換費用と今後の使用予定を確認して判断してください。
A.原因が特定でき、部品交換後も継続して使える見込みがあれば、修理が適している可能性があります。故障が繰り返される場合や部品がない場合、給湯費も見直したい場合は、エコキュートへの交換を含めて比較します。
A.貯湯タンクを同じ場所に置ける場合でも、ヒートポンプユニット用のスペースが別に必要です。基礎の大きさや強度、配管、搬入経路、隣家との距離も確認するため、図面や写真だけでは判断できないことがあります。
A.本体価格だけでなく、既存機器の撤去、配管、電気工事、基礎、搬入、処分費まで含まれているか確認してください。追加工事が発生する条件と、その場合の費用確認方法も見積もり前に聞いておく必要があります。
A.対象機種や工事条件を満たせば、利用できる可能性があります。ただし、制度の実施期間、予算、対象型番、申請方法は年度ごとに変わります。契約前に最新の公式情報と、依頼先が登録事業者であるかを確認してください。
A.電気温水器本体だけでなく、基礎、給水・給湯配管、電気配線、分電盤、搬入経路、ヒートポンプユニットの設置候補を確認してもらいます。浴室やキッチンで水圧に不満がある場合は、給湯箇所までの配管状況も伝えてください。
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電気温水器からエコキュートへ替えると、空気の熱を利用する仕組みによって、給湯に使う電力量を抑えられる可能性があります。ただし、交換後の電気代は、家族人数、お湯の使用量、料金プラン、機種によって変わります。
まずは現在の型番、不具合、電気使用量、家族のお湯の使い方を整理してください。そのうえで、修理した場合と交換した場合の費用、設置スペース、必要な容量を比較すると、自宅に合う判断をしやすくなります。
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株式会社 ヤマタライフサポート
取締役社長 山田 雄作
電気温水器からエコキュートへの交換では、機器の省エネ性能だけでなく、ご家族が毎日どのようにお湯を使っているかを確認することが欠かせません。家族人数が同じでも、入浴する時間、シャワーの長さ、キッチンとの同時使用によって、適した容量や機能は変わります。
また、設置場所によっては、配管や基礎、周囲の通路まで見直した方がよい場合があります。浴室の寒さや水圧、ほかの水まわりの使いにくさがあるなら、給湯器だけを交換する場合と、周辺も合わせて整える場合を比較できます。
工事を決める前の段階でも、修理できる状態か、設置条件に問題がないかを整理できます。現在の使い方に合う選択肢を確認したいときは、ヤマタのリフォームへご相談ください。
Tel. 0857-32-8846
受付時間 / 10:00~17:00